Think Different Tank で 2020/05/26に政策提言した全文はこちらです
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[Covid19禍の緊急対策と、その後の日本社会をデザインするアカデミアの会 ] ~経済死を起こさず、安心して医療を受けるために~

2020年5月現在、Covid19禍により、日本は生命・健康・文化・経済のすべての部面にお いて未曽有の不安に直面しています。長期的な視野に基づく最善かつ迅速な医療対策が必 要であるとともに、それを支える車輪の両軸として、この経済危機と将来不安への対策が 必要です。いずれも今、確実な実施を必要とする喫緊の課題です。私たちは、党派性を超 えた学際的なアカデミアとして、これらについて緊急提言をいたします。

<国民・企業の命を救うための経済政策 第一弾>

提言A:財源について ~流動性の担保
非常時における財源は、国債を財源とした資金供給とする。この資金供給を迅速に行 うことは、経済学的に見ても推奨される。

提言B:個人の生活保障 ~経済死から個人を救う
個人の生活救済については、約100兆円の財政出動を行う。

提言C:給付方法と捕捉率 ~迅速かつ的確に
複数の配布方法によって迅速化、地方自治体への臨時交付金も活用し、保障保護の捕 捉率を最大限に引き上げる必要がある。

提言D:事業者救済について ~日本経済の基盤を支える
現況より更に大胆な事業継続給付の継続、納税や返済のモラトリアム(猶予措置)、 無担保無利子信用保証付きの貸し付けを、緊急で行う。

提言E: 医療・介護 ~喫緊な手当てと今後の生活に向けて
Covid19以前から過度な効率化政策で痛んでいた医療体制を継続的に充実させるこ と、Covid19の治療に対するコストや危険手当等の政府負担、検査の充実とデータの 透明化が必要。医療現場の保障に当面10億円の保障が必要。

提言F:災害対策 ~災害への備えに向けて 
Covid19感染防止を含めた自然災害に対する備えを十分に行う。

提言G:教育 ~将来のへの投資を充実する
学生の学費等の一部減免やモラトリアム、リモート授業に対応する機材等の支出に対 しては国が負担をする。当面約5億円を国が負担する。

<中長期的対策>~ 今後に向けて~「失われた30年」を熟議する

ポストコロナの時代の社会のグランド・デザインと公文書管理&情報の透明化の徹底 を行う。 

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